インプラント

当院のインプラント治療は、IDIA国際デンタルインプラント学会 顎顔面矯正外科の認定医・専門医・指導医を取得している院長・菊地紗恵子と、世界各国のインプラント学会で専門医や指導医の資格を取得している鳥羽修平が担当します。

院長・菊地紗恵子

資格・所属学会・団体

• 顎顔面矯正セミナー 指導医
• JCPDS日本臨床歯科補綴学会 専門医
• IDIA国際デンタルインプラント学会顎顔面矯正外科
  認定医、専門医、指導医（米国歯科医師会公認）
• 日本矯正歯科学会（会員）
• 日本成人矯正歯科学会（会員）
• 日本睡眠歯科学会（会員）
• 日本睡眠学会（会員）
• 日本小児歯科学会（会員）
• 日本歯科審美学会（会員）
• 日本小児呼吸器学会（会員）

歯科医師・北野 祥真

資格・所属学会・団体

• 日本口腔インプラント学会 専修医
• ITI国際インプラント・再生医療学会 公認スペシャリスト(ITI Section Japan Certified Specialist for Implantology)
• 国際口腔インプラント学会 認定医
• 歯科医師臨床研修指導歯科医
• 日本歯科厚生協会 認定 トリートメント・コーディネーター
• 日本歯科放射線学会 歯科用CBCT認定医
• 日本口腔インプラント学会
• 国際口腔インプラント学会
• ITI（国際インプラント・再生医療学会）
• 日本インプラント臨床研究会
• 日本歯科放射線学会

失った歯を補う治療法としては、「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」があります。
しかし、入れ歯やブリッジには噛み心地やメンテナンス、見た目の問題があり、さらに食事を楽しめないという欠点もあります。

一方、インプラントは自然歯のような噛み心地の良さがあり、周囲の健康な歯に全く負担をかけません。　そのため、食事を楽しむことができます。

こうした多くのメリットがあるインプラント治療ですが、デメリットもあります。治療の過程で外科的な手術が必要であり、患者さんに大きな負担がかかるという点です。

当院では、インプラント治療を受ける患者さんの負担を軽くするために、次のような取り組みを行っています。

治療の精度を高める「精密機器」

患者さんの治療を安全に行うため、当院では精密機器を導入しています。

CT

インプラント治療では、あごの骨に金属の土台を埋め込みます。
あごの骨の中には神経や血管が通っているので、これらを損傷しないように治療する必要があります。
そのためには、患者さん一人ひとりの神経や血管の位置を正確に把握することが重要です。
事前に「CT」を用いた精密検査を当院では実施しています。

CTはレントゲンと同じくX線を使用して体内を撮影する装置です。レントゲンが一方向からX線を照射するのに対し、CTはお口の周りを360度回転しながら撮影します。
このため、立体的で鮮明な画像を得ることができます。

「笑気ガス」で緊張感や恐怖感を緩和する

インプラント治療には、必ず外科手術が伴います。患者さんの中には外科手術に対して抵抗がある方も少なくありません。
さらに、「そもそも歯医者が苦手」という方には、非常に大きなストレスとなることがあります。こうした患者さんには、「笑気ガス」をお勧めしています。

特殊なガスを吸引していただくことで、気持ちが「ふんわり」した感じになり、患者さんは緊張感や恐怖感を感じることなく、手術を受けることができます。

「切らない／腫れない／出血が少ない」治療法

通常、インプラント治療は歯肉を切開して行います。どのような外科治療でも、治療後に痛みや腫れが生じるのは一般的です。
しかし、これらの症状を防ぐための治療法があることはあまり知られていません。

「フラップレスインプラント」では、「切らない／腫れない／出血が少ない」を実現できます。
※ケースによっては歯肉を切開する場合もあります。

「歯肉パンチ」という器具で歯肉に小さな穴を開けてインプラントを入れます。メスのよる切開を行わないため、術後の痛みや腫れ、出血も極限まで抑えられます。さらに、治療後の縫合や抜糸も必要ないので、腫れることもほとんどありません。

	一般的な術式	フラップレス
歯茎の切開	必要	不要
処置後の縫合	必要	不要
痛み	ある	少ない
腫れ	ある	少ない
処置時間	比較的長い	10分程度

抜歯した日に歯が入る「抜歯即時荷重」

通常のインプラント治療では、抜歯後の傷口が治り、骨が安定した後にインプラントを埋入します。しかし、患者さんにとって数ヶ月間「歯がない」期間は、食事などで不便を強いられます。
この長い「歯がない」状態を解消するために、「抜歯即時荷重」インプラントがあります。
この方法では、歯を抜いたその日に新しい歯を入れることができます。

抜歯後の穴に直接インプラントを埋め込むことで、「骨の造成が不要」「歯茎の切開が不要」というメリットがあります。

これにより、見た目の安心感、治療期間の短縮、食事中のストレス低減に効果があります。

• 数ヶ月かかる「骨造成」が不要
• 歯茎を切開しないため腫れや痛みが軽減
• 治療期間を短縮できる
• 歯がない期間をなくせる

ただし、適応症例が限られるというデメリットもあります。